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固定電話を解約しても後悔しない?解約のデメリットや注意点を解説!

固定電話を解約しても後悔しない?後悔しないためにはどうすればいいか

 

私も20年以上、固定電話と無縁の生活を送っています。

結論から言って、全く後悔はしていません。

 

実家に固定電話はありますが、置き物と化しています。

それも、元々は祖母のためだけにありました。

 

彼女が介護施設に入所して以降、誰も使わなくなりました。

 

今、どの程度活用しているのか。

一度立ち止まって考えてみましょう。

 

“今使わない”ものは、えてして、その先も使わないものです。

 

もしくは、契約の“一時休止”から試すのも手です。

数ヶ月やってみて不便が無ければ、解約しても大丈夫でしょう。

 

休止と再開、地域によっても差はあるかもしれませんが

それぞれに2000円強の工賃はかかります。

 

しかし、もし電話加入権を買い戻すとなると4万円近くかかります。

保険だと思えば、妥当なバランスかと思われます。

 

去年のデータで恐縮ですが、参考までに。

総務省の発表によりますと、我が国の固定電話の保有率は64%でした。

 

世代別で見てみると、65歳以上で86%、50代で73%。

しかし40代では51%と半分近くに落ち込みます。

30代にいたっては一気に減って、15%です。

 

固定電話を解約するとこんなデメリットがある!デメリットを把握してから手続きしよう

 

まず挙げられるのは、社会的信用です。

オフィスの連絡先や、カードの審査など。

これに関しては未だに固定電話の方が強いようです。

 

ただ、住宅ローンについては、気にしなくていいかもしれません。

私の場合、携帯番号のみで35年ローンを無事に組めました。

さすがに、これだけ携帯が普及している時代。

固定電話でないと貸せない、とすると、商売にならないのでしょう。

 

通話代が高くなる可能性もあります。

これは、携帯のプランにもよりますが。

通話時間が長い人ほど、固定電話の方がお得ではあるようです。

 

しかし最近ではLINEなど、

無料で連絡できるトークアプリもあります。

 

通話よりも頻繁に使うのであれば、携帯の方がお得かもしれません。

実際、私も67歳の父親とはもっぱらLINEで連絡を取り合っています。

 

固定電話を解約するときの注意点はこれ!見落としがちな変更手続きやFAXなどを確認しよう

 

保険など、連絡先を固定電話にしている場合は気を付けましょう。

いざと言う時、大事な通知が漏れる危険もあります。

面倒ですが、変更は欠かさず申請しましょう。

 

災害時などに困らないかも、一度考えてみましょう。

携帯では、どうしても回線の混雑は免れません。

非常時、一つでも連絡手段を多く持つのに、固定電話は有効です。

 

災害時に限らず、携帯には通信障害のリスクもあります。

例えば、家族割などで、お子さんとまとめて契約していたら。

たちまち親子で連絡が取れなくなる事態もあり得るでしょう。

 

見落としがちですが、FAXが使えなくなる点にも注意が必要です。

これも、最近ではPDFのやり取りで事足りる場合も多いようですが。

ご自分と、主要な連絡相手が対応できるか次第でしょうか。

 

意外と、電話には電話以外の事情も付きまとうようです。

普段の通話以外にも失うものはないのか。

念のため、確認はしておきましょう。

 

 

 

まとめ

 

固定電話という言葉自体、携帯電話の登場によって生まれたもの。

それまで単に“電話”と呼んでいたものが再命名されたものです。

 

現在、全体の15%しか固定電話を持っていない30代。

その方々が60代となった未来、“電話”の事情は更に変わるでしょう。

 

……最後に一つ、余談を。

先ほど、私の実家の固定電話が置き物と化しているとお話しました。

 

外から掛かってくるとしても、まず詐欺か勧誘の電話です。

そのため、家族の誰も、固定電話が鳴っても無視していましたが。

 

かけてきたのは、携帯をなくして困っていた、私の叔父でした。

実家に携帯が落ちていないかと、固定電話で訊こうとしたようです。

 

なまじ固定電話があるから、当てにしてしまった。

このような事が起こるのも、携帯への過渡期ながら固定電話も混在する、今だけなのかもしれません。